日々の業務で、このホームページ更新が長らく出来ませんでした。今日、で、今年の事務所営業が最後になり、少しコメントを残しておきたいです。
今、当事業所は一人ケアマネです。非常勤の事務員さんに助けられ、この1年も締めくくりとなります。そして、お礼を言いたいのは、自分の家族です。家のことは、優先順位を後ろにして、ケアマネとしての仕事に取り組めたのは、外ならぬ家族の支援協力があったからです。…毎日の食事や家事など殆どは支えてもらっていました。改めて、ここに感謝の気持ちを伝えます。偉そうなことを言っても、自分という人間は、家族や社会に支えられて、今日までの活動が成り立っていたのです。当たり前のことですが、そのことの、有難みと感謝を伝えることが、年末にあたる、まず最初の言葉です。
みんな、有難う!そして、2024年を、温かみを伝えあえる、そんな温もり豊かな一年としていきましょう。
2024/12/28
12月大阪市内の放火ビル火災で、犯人をはじめ26人が亡くなりました。非常にショッキングな事件です。心療内科の4階ビルで、患者だった犯人が何故このような行為を行ったのか?当人も亡くなってしまい、真相は闇に包まれました。この事件は、京都のアニメ会社放火殺人に通じる犯行と言われ、計画的に実行された。
かって、日本の社会は、他の先進国と比較して、犯罪件数が少ない安全社会だという社会的な認識は、もろくも崩壊した。いつどこで、次にこうした無差別殺人犯罪が行われるか?判らないという不安が、いま日本社会全体に浸透している。
新型コロナ蔓延で、社会的な繋がりが希薄になり、次にこうした凶悪犯罪がいつ起こるか分からない社会・・・この社会の在り方に、どこか大きな歪みが起こっていると言えよう。格差社会が進行し、持てる人と持たない人との生き方そのものが乖離していく現在。この私たちの社会を、どのように建て直したらよいのか?これからの課題です。
大きなことは言えないし、出来ないのですが、自分という一人の人生の中で、ぬくもりのある関係と、繋がりを作っていきたいと強く思う毎日です。
2022年、全ての人に、平和な日々が行きわたることを!
2021/12/31 n.shirato
緊急事態宣言が発出され、身近なところで感染者が増え、病気になっても、気安く診察をしてもらえない事態に進んでいます。入院治療となると、もっと大変で、身内や知人を見舞うこともできません。もし、身近な人が感染すると、周りの人は「濃厚接触者」の烙印を押されて、2週間の隔離をしなければならなくなります。人との接触を避けることが、生活様式の基本スタイルになってしまい、味気ない、会話や笑いがない暮らし・・・それは、人間の活力を削いでしまう流れとなるのでしょうか?
ワクチンが一般の人々に流布するまで、まだ何カ月もの時間が必要だし、薬の副作用等が伴わない、安全有効な保証があるのか? 疑問が多い進捗状況がある。
こうして、ウィルスによる社会不安が、格差や対立を社会的に増殖するリスクが高まる中で、私たちの心は、極めて微妙な精神的不安を抱えているのではないでしょうか?
我慢が強いられ、辛抱が長期化すると、必ずそれに耐えられない部分が、暴力・反発・対立を深刻化することになる。
大人だけではなく、子供も巻き込んだ今回の新型コロナ感染拡大の余波は、今年、社会の隅々にまで暗い影を落とすことになりそうです。空元気で、「コロナに負けない」念仏を唱えても何も解決しない。
これからの私たちに、残されたコミュニケーション方法を、確実に身に着け、交流連携することが必要なんだと思う。
武器や軍事開発を止めて、軍事的な予算を全て人々を豊かにする事業に転換していくべきだと考える。国境を越えて、政治的対立を無くして、地球上の人々が手を携えて、危機を乗り越える策を、今こそ進める時が来ていると思うのです。
ミサイル開発をやめて、医療福祉介護に回せば、どれだけのことが出来るのか・想像してみよう。
ジョンレノンが歌った、イマジンのメッセージを、今もう一度吟味していきたいと思う今日この頃です。
2021/1/20 S.Nozomu
2020年の師走は、何だか裏寒い。それは、通常の冬の寒さに加えて、予測がつかない感染症の猛威が治まっていないことにあるでしょう。通常、街で溢れる筈の飲み屋街の賑わいが消えてしまっている。4人以上の飲食が控えられ、外食産業が悲鳴を上げている。
新型コロナの感染脅威は、第2派第3派と波及が続いており、止まるところが無いようです。ヨーロッパや北米などの感染拡大に比べると、日本の場合は比較的に感染が抑えられている。しかし、社会的な影響は当初語られていたよりも、はるかに大きな疾病として問題が深刻化していることは間違いないでしょう。
マスコミで、新型コロナの現状報告がなされない日は無い。人々は、自粛や予防の呼びかけに慣れてしまい、あるいはうんざりし、困惑しても、問題解決の出口が見当たらない。ワクチンや治療薬も、登場しつつあるが、未だどの程度の抑制効果がもたらされるのか?明らかではない現状と言えるでしょう。
介護の分野において、人と人との触れ合いと交流が出来なくなり、必要な介助が提供し辛くなっていることが指摘されている。また、利用者側から見れば、気軽にサービス提供をしてもらえないことに対して不満が蓄積し易くなってるかもしれない。特に施設で暮らす人たちにとっては、今や施設は社会から分断され隔離化された空間と化している。自由に出入りする権利は、感染予防という口実によって抑圧されている。しかし、これは一時的な正当性を認めるとしても、今後見直される必要がある。高齢者や障碍者にも、自由に社会の中を移動し、合いたい人と交流する権利は守られる必要があるからです。
2020年の、新型コロナ蔓延は、今後の社会生活における価値観の見直しと、新たな考え方を問い直すことに一歩を踏み出すステージをもたらしている。これを、未来へのステージと自覚する人に、果たして自分はなれるだろうか?そんな問いかけを自らに投げかけています。
自分の頭と感性で、ゆっくりマイペースに思いを巡らすことから、歩き始めて行きたいと思う今日この頃です。
2020/12/21 白戸望
介護保険が二十歳となりました。
皆さんの、介護保険に対する評価はどうですか?
一つ言えることは、これだけ団塊の世代が高齢化し、介護サービスを利用する人たちが増え、社会の隅々にまで利用者が拡大してきたことです。家族だけでは介護が担えなくなり、社会的な介護体制が必要とされていることが言えるでしょう。
しかし、介護保険があれば安心でしょうか?
残念ながら、介護保険で解決できない課題が沢山あるのです。サービスから零れ落ちるニーズについて、どういった手立てがあるのか?それを明確に示すことが、私たちに求められていると思います。
そこで、役割を果たしていくのが、自分が住む地域での身近な人の繋がりであり、関係です。困った時に、助けを呼び支援を願い出る仕組みが作れることにより、障がいがあっても、高齢になっても自分らしく暮らしていくことが出来る、そんな風に考えます。でも、そこに行きつくまでには、まだまだ沢山の課題を解決していく必要があるようです。
2019/12/18
今年は、9月前半に台風が過ぎ去り、灼熱の太陽が再び舞い戻ってきたような暑い日々が続きます。
年齢を重ねてくると、こうした気象のすさまじい変化について行けなくなり、体調を崩す可能性が高くなります。
私事で恐縮ですが、今腰痛がほぼ3週間続いています。原因は、夏休みの時期にベランダの片付けを頑張りすぎ(?)右側のひどい腰痛を起こし、仕事はしておりますが、まだその痛みを引きづり、長い時間の座位や立ち上がり時のおっかなびっくり状態がなかなか解消しません。こうした、慢性化しそうな体調不良が、半年1年と続いてしまうとそこから抜けられなくなってしまうので要注意です。
皆さんも、どうか無理のない暮らしと、休息をしっかりお取り下さい。(私も、早く体を治していきます!)
2019/9/10付け。
5月後半になって、予想もしない高温状態が日本列島を覆いました。まるで、真夏であるかのような日差しは、若者たちにはスポーツ等の活動性を促し方もしれません。しかし、高齢者には辛い暑さとなり、温度変化に適応できない事で体調不良等を起こし、病気の発端になった異常気象でした。これから梅雨の季節にもなりますが、どうか体調管理にご注意を。
私個人の体調の事で恐縮ですが、今日の朝から左足親指付け根が腫れだして、歩くことが苦痛な状態になりました。朝一番に近くの内科で診てもらったら、「90%痛風でしょう」と告げられ、痛み止めと張り薬を処方されたんです。
健康あってのケアマネの仕事ですから、これから、もう一度健康の自己管理をして、好きなビールは少しお休みにします。
2019/05/30 白戸望
5月から、元号が変わるらしい。天皇さんが新しく即位されて、地上の争いが収まれば良いが、世の中は別の価値観と仕組みの流れがこれからも多くの時代の困難を生み出すことでしょう。
沖縄の基地問題一つとっても、本土に住む我々は、沖縄の悲しみと痛みに対して、どれほどの理解を伴って暮らしているか?沖縄を踏み台にした、本土の安全は本物ではない。
2019/04/30
今年も、さくらが、日本の各地で咲いています。
人々の争いや、もめ事を
全て洗い流すかのような、そんな美しさに、花を見る人の
心を和ませてくれますね?!
有難う。桜君。・・・
そう云いたくなりました。
2019/04/05 白戸 望
朝晩が冷え込む3月末ですが、皆様お元気ですか。
春の兆しでしだいに暖かい日が増えていますが、寒暖の上がり下がりもまた多い月です。皆さま、どうぞ体調管理を怠らず、お元気に過ごして下さい。(花粉が今年は多いようですので、必要に応じてマスクを使い、そちらの方も小まめに手洗いうがいをしましょう。
月末には、桜が咲き始めるでしょう。
仲間と花見に出かけるもよし、一人で静かに花を愛でるも良し。・・・毎年、桜を見てますが、今年の花は、2度とは観れない。そんな気持ちで、今年も花見の季節を楽しみたいですね!
3月21日。
2019年の幕開けです。
当ホームページを見て下さり、有難う御座います。
日本の超高齢化が加速し、団塊の世代も70代になり、「もの言う被保険者」として、一筋縄では収まらない利用者が増えていきます。自立して暮らせる高齢者が多数ですが、介護保険等の共助・公助を必要とする高齢者の比率が高まることで、様々な福祉社会問題が渦巻いています。
介護保険では、国民の自立生活を奨励し、まずは自助と身近な家族地域の支え合いを奨励・前提とし、それでも賄えないことに対する支援制度が形成されつつあります。線引きを何処に引くのか?について、保険者と利用者との間で少なからぬ摩擦が常に発生し、狭間の中で切り捨てられるもの、それは弱者と持たざる者の声です。
ケアマネジャーは、こうした弱い立場の声を代弁する役割も持っており、利用者の側に立って支援の在り方を共に探り続けることを職務としています。それは、容易いことではなく、時に利用者の期待を裏切る帰結を経験することもあります。制度の厚い壁が、利用者の望む支援の形を容認しないとき、ケアマネジャーも利用者と一緒に落胆を共有するのです。
しかし、介護予防支援や次女能力の獲得により、利用者の介護度が改善して、自立能力が再発揮出来るときは、一緒に喜ぶことが出来ます。
高齢者の場合、残された時間が限られていることから、青少年への対応とはおのずと異なります。地域社会の見守り体制、制度での臨機応変な相談支援体制は欠かすことが出来ないのです。
ケアマネリングみなとは、港区における独立型の居宅介護支援事業所として、公平中立な立場での利用者支援をモットーに、微力ですが今年も進んでいきます。
身近なところで、お困りの方がおられたら、どうぞ声掛けを下さい!
今年も、宜しくお願いいたします。
こんにちわ。ケアマネリングみなとのホームページにお立ち寄りいただき、有難う御座います。私たちは、安心・安全・高品質なサービスを追求し、ご利用者様はもちろんのこと、
ご家族の方々にもご満足いただけるサービスを目指してまいります。
単なるサービスの利用調整にとどまることなく、トータルな生活全般に対する助言とアドバイスをしていくことを目指しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
今後とも、みなさまのご期待に応えるべく、全社員で邁進していく所存であります。
ケアマネリング港合同会社 代表社員:白戸 望
居宅介護支援費の一部自己負担発生について。
介護保険開始以来18年間、居宅介護支援費=ケアマネジャーの費用は100%介護保険財政から捻出してきました。
これには理由があり、介護保険を利用するにあたっての相談役として、全ての利用者に対して、費用負担を強いることなく相談支援が可能なように仕組まれたものです。この日本の介護保険制度が18年にわたって続いてきたことにより、超高齢化社会における介護問題が、家族や利用者だけの問題として個人的問題に済まされることなくケアマネジャーの専門的職務を活用して、必要な支援を受けられることが出来たのです。個々のケアマネ個人としての能力差はあるでしょうが、ケアマネジャーが付いていれば、介護にまつわるおおよその相談調整は依頼することが出来た故に、ケアマネジャーと契約しない利用者は、殆ど居られない。(ケアプランの自己作成はもちろん可能ですが)
では、何故今になって、財務省を軸とした政府関係機関はケアプランの一部自己負担化について語り始め、語調を強めてきているのか?それが問題です。
恐らく、次の介護保険改定時には、この問題は大きな争点となるでしょう。
私ども、居宅介護事業所としては、ケアプランの一部自己負担化について反対をします!自己負担化が、利用者の自立を促すものとはつながりません。むしろ、ケアプランの自己作成希望者が増え、保険者に対する不信と苦情を生み出す結果を導くものであると考えます。
この問題については、後日ゆっくりと論じていきたいと考えておりますが、介護保険の継続をしていく上で、大きな課題として浮かび上がってきていることを指摘し、利用者・家族の方々も含めて、注目をしておいて頂きたいです。
2018/08/20 白戸望
いつの時代も、介護の問題はあります。
とりわけ、これからの2・30年日本では団塊の世代が大量に高齢世代となり、いかに社会が世代間調和を取っていくのか?が課題です。介護保険は、18年前、鳴り物入りで創設され、来るべき時代での重要な役割を期待され、今日に至っています。しかし、現実はどうでしょう?財政的にも、人材的にも解決に至らない課題が山積みです。いたづらに憂い希望を失うことなく、時代に即した社会の仕組みと文化を育てる必要があります。
今年、ケアマネリングみなとは開業8年目となります。
紆余曲折を経験しつつ、あるべき居宅介護支援事業所の進路に向かって、皆様とともに進んでいきたいと念じております。
今後とも、ご鞭撻のほど、お願い申し上げます。
2018/01月元旦。代表社員 白戸望