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運営推進会議

やまだデイサービス 運営推進会議(第10回)資料
令和6年10月29日
  当会議メンバーの皆様におかれましては、当事業所の運営にご協力いただき感謝申し上げます。
   以下のとおり令和6年9月末時点での運営状況についてご報告申し上げます。

1. はじめに
利用者様へのサービスについては、極力個々人の意向に沿った内容のサービス提供を心がけています。大方の1日の流れは、入室後、手洗い・消毒、バイタル測定等利用者様の健康状態の把握から始まり、お昼にかけ入浴(個浴)や個別機能訓練を行います。入浴時には、各人が入浴されるごとにお湯の入れ替えをし、清潔・感染症対策に努めています。昼食・休憩後、午後2時過ぎからは、施設内での作業、レクリエーションに加え機能訓練を目的とし外出を行い社会参加の促進を図っています。
令和6年度は、4月サービス実施分から、新たな介護職員等処遇改善加算Ⅰ(以下、「新処遇加算」という。)を算定し介護職員、看護職員(機能訓練指導員を兼務)および事務職員のすべての従業員の処遇改善として6月支給の給与から支給しています。
 
2. 令和6年9月の利用者の概況
① 実利用者人数
*介護サービス利用者:47人 
●地域密着型通所介護利用者 41人
●通所型サービス利用者 6人
●事業対象者        0人
・参考:昨年同月(令和5年9月):総計41人
       
② 延べ利用者数(上記利用者様が1カ月間に利用された総回数)
●総計406人(延べ人数/当月利用定員:450)
          稼働率90.22%
・参考:昨年同月(令和5年9月) 営業日数26日、延べ利用者389人
(稼働率:83.12%)
  

●1日当たりの平均利用者数(延べ人数÷当月の営業日数:406/25)
                16.24(人)  
・参考:昨年同月 1日当たり平均利用者数:14.96人
        
③ 9月中の利用者一人当たり利用回数
(利用延べ人数÷利用者数:406/47
    8.64回
    *参考:厚労省統計 令和6年7月介護保険事業状況報告暫定(5月サービス)によると
全国地域密着型通所介護サービスの利用者一人当たり利用回数は、 8.1回
④ 介護度別等利用人数
要介護:41(人)
要介護1 10
要介護2 14
要介護3 12
要介護4 5
要介護5 0 
要支援(事業対象も含む):6 
要支援1 1
要支援2 5
事業対象 0          
                 
                     
⑤ まとめ
 1日当たりの平均利用者数では、昨年同月に比べると「14.96人⇒16.24人」で、増加となっています。   

3.行事等
*園芸活動について
 前回ご報告した、近隣の方からお借りした土地で、移動や作業のできる利用者様とマリーゴールドの植栽、トマト、キュウリ、ジャガイモ栽培を行いました。また、隣地の林の除草・整備については、当所職員・利用者様等では、雑草などの繁殖力に追いつかない状態です。今後、作業を他に依頼するなど検討してまいります。
また、特別な行事については、感染症予防および熱中症予防のため特に行っていません。ただし、熱中症警戒アラートの発令がない日については、月~水の利用日のグループと木~土の利用日のグループと、2グループに分け、それぞれのグループについて、隔週で機能訓練として近隣の寺社・公園等に外出し身のリフレッシュも兼ね、体操・散策等により地域とのふれあいを図っています。

4.事故・ヒヤリハット
  事故・ヒヤリハットについては、できる限り記録をするようにしています。
 令和6年4月から令和6年9月までの事故・ヒヤリハットは次のとおりです。いずれも、重大事故には至りませんでしたが、事故の状況を把握し、事故防止の対策を行うため、事故報告書の作成をおこないました。
(1)  事故とその対応(3件)
① 室内から外に出る時玄関ドアに衝突
       外出から帰所後、玄関のドアを自ら開けたところ、ドアの正面に額をぶつけて、軽度の打撲・擦過傷となる。
看護師による、湿布、カットバン保護の処置をした。
対応  *ご家族、ケアマネに報告・謝罪した。     〇今後は、歩行時にはできるだけ付き添う。     〇歩行時にはできるだけ付き添う。玄関のドアは、誘導する前に開けておく。
② 室内での移動時
 単独でトイレから出たのちの移動中、浴室入口引戸の取っ手を握り、ドアが開いてしまい転倒した。外傷はなかった。
   対応 *家族、ケアマネに報告。
*帰宅後、動けなくなったので通院したところ異状なしとのこと。
*秩父市に報告。
*事故後、他の介護サービスを利用することとなった。これにより、通院費および
他施設の利用料を請求されため、損害保険会社にて調査対応中。
③ 朝の送迎時の移動で尻餅をつく
     朝の送迎車から降り、デイ内へ移動中、3段の階段を上り切った所で、バランスを崩し尻餅をついた。左尻付け根の痛み有。入浴時、確認したところ、あざや腫れはなかった。介護職員がついていたが、荷物を持っていたので、支えきれなかった。
対応  *ご家族、ケアマネに報告。
〇 今後は、荷物は、後回しにして、転倒等に注意した介助を行う。
〇 階段利用が不安定な利用者には、スロープを使用した介助を行う。
(2) ヒヤリハット(2件)
① 浴室内で座り込む
      立位により身体の洗浄中、立位が保てなくなり、正面のバーにつかまったまま、床に座り込んでしまった。
    対応  〇 立位が難しい場合は、椅子を利用する、または、二人で対応する。
   
② 脱衣所で椅子に座るとき姿勢を崩した。
     体重測定時に、座りなおそうとしたときに、体が傾き椅子に座り損ねそうになった。
    対応  〇 座位・立位が不安な利用者には、動作時には最新の注意を払うこと。
 今後も、事故およびヒヤリハット事案について躊躇せず報告することと、対策について検討することといたします。

5.感染症対策
 コロナ感染症は5類となりましたが、引き続き他の感染症の予防のために、以前と変わらず以下の対策を行っています。
 空気清浄の設置、換気のため常時換気扇の作動、冷暖房時にかかわらず必ず2か所の窓の開放
 飛沫防止パーテーション(昼食時に各人の横、正面)の設置
 職員の出勤時の体温のチェック、体調の把握。マスク使用、消毒の徹底。
 利用者様の入室時の手洗い、消毒。入室直後に体温等バイタルサインをとり各人の体調管理。
 送迎車の清拭消毒(毎日実施)。
 感染症対策マニュアルと万が一休業になった場合のBCP(業務継続計画)の設置
*令和6年5月8日に感染症発生時の机上訓練を行った。

6.各委員会および研修の実施
 当事業所では、毎月各委員会および研修を行っています。
職員は、勤務時間中の8時30分から17時30分までは、サービス提供時間(9:30~16:40)を挟み、朝夕の送迎業務が入っているので、従業員の了解のうえ、17:30から超過勤務として委員会の開催・研修を行っています。
 各委員会とその内容に応じた研修を併せて行うこととしています。時間は、30分~1時間程度としています。また、研修終了後、各職員は「研修報告書」を提出することとし、研修内容をフィードバックするようにしています。

実施日 委員会と研修の内容
令和6年4月10日 感染症対策委員会、  研修:感染症防止に関について
令和6年5月 8日 災害対策委員会、   研修:災害発生時の対応
令和6年6月14日 身体拘束と虐待防止委員会  研修:身体拘束と虐待防止について
令和6年7月18日 ハラスメント防止対策委員会、  研修:ハラスメント防止について
令和6年8月23日 苦情解決委員会、  研修:苦情対策について
令和6年9月17日 事故防止対策委員会、  研修:事故防止について
    令和6年4月から9月までに行った委員会および研修の日程は次のとおりでした。

 7.まとめ
 引き続き、運営方針に沿って、利用者様お一人ひとりの意向を尊重しつつ、利用者様の交流を図り、かつ、利用者様は日々メンバーが変わるので、当日のメンバーに合わせたレクリエーション等の内容で対応するなどの工夫を行い、個々のニーズを尊重した対応を行ってまいります。

 
    以上ご報告いたします。
(資料)
介護保険による指定事業所
運営主体 ちちぶ・デイ・ライフ合同会社
代表者 久保 将太
事業所の名称 やまだデイサービス
管理者 久保 明夫
事業所の所在地 秩父市山田1644番地1 坂本ビル1階
サービスの種類 地域密着型通所介護
  通所介護相当サービス(介護予防・日常生活支援総合事業)
介護保険事業所番号 1194900252
指定効力発生日 令和元年10月1日
指定に係る有効期間 令和元年10月1日~令和7年9月30日

障害福祉サービスとしての基準該当福祉サービス事業所(秩父市のみ)
事業の種類 実施事業 指定年月日
生活介護 身障、知的、精神 令和元年11月1日
事業所番号 1144900170

 沿革
2019年5月30日 ちちぶ・デイ・ライフ合同会社を設立。
 代表  久保 将太
2019年8月5日 地域密着型通所介護および介護予防・日常生活総合事業所として指定申請を行う(秩父市、横瀬町、皆野町)
2019年9月13日 事業所指定通知書を受理
2019年10月1日 やまだデイサービス開所
2019年11月1日 障害者の生活介護、自立訓練(機能訓練)の事業所登録(秩父市)
2021年1月1日 営業日を追加。(旧)月~金 ⇒(新)月~土

 運営方針
〇利用者の意思及び人格を尊重して、常に利用者の立場に立ったサービスの提供に努める
〇生活機能の維持又は向上を目指す
〇利用者の社会的孤立感の解消
〇心身機能の維持並びに利用者の家族の身体的及び精神的負担の軽減を図る
〇要支援者が可能な限りその居宅に置いて、利用者の生活機能の維持又は向上を目指す
〇地域との結びつきを重視し関係者および団体等との連携を図る。
営業日 月~土 (ただし、12月30日~1月3日を除く)
定員 18名/1日
営業時間 8:30~17:30
サービス提供時間 9:30~16:40

職員
職員 施設長:1人  管理者:1人  生活相談員:1人(兼任)
介護職員:4人  (常勤3人、非常勤1人)
看護職員:2人  (常勤1人、非常勤1人)
機能訓練指導員:2人(兼任)
 *介護福祉士資格保有者:5人
事務職員:1人(非常勤)
常勤職員の勤務時間
       休日 8時30分~17時30分 週40時間
日曜日およびその他の曜日の1日で週休2日。

 1日の流れ
8:30~ 送迎
9:30~ 到着後、手洗い、体温・血圧測定等、健康状態の把握
        個別入浴
10:30頃~ レクリエーション(大・小集団または個別)
11:00頃~ 機能訓練(大・小集団または個別)
12:00前後 昼食 休憩
14:00~ レクリエーション・機能訓練(大・小集団または個別)
15:30~ おやつ レクリエーション(大・小集団または個別)
16:40~ 送迎

運営推進会議委員の構成(順不同:氏名は省略)
*利用者  〇〇様
*家族代表  〇〇様
*上山田町会2区下 民生委員  〇〇様
*居宅介護支援事業所 ケアマネージャー 〇〇様
*秩父市高齢者介護課 ご担当者様
*秩父市地域包括支援センター ご担当者様

運営推進会議議事録(第10回)
事業所 やまだデイサービス
開催日時 令和6年10月29日(火) 16;00~17:00
開催場所 ちちぶ・デイ・ライフ合同会社 事務室
参加者 ・秩父市高齢者介護課 様
・秩父市地域包括支援センター 様
・居宅介護支援事業所 介護支援専門員 様
・利用者代表 様 (書面にて参加)
・家族代表 様 (書面にて参加)
*欠席:上山田町会 2区下 民生委員 様
議題 やまだデイサービスの運営状況の報告
内容
*対面参加者3名、書面での参加者2名、欠席者1名により運営推進会議を行った。
・管理者より、スライドおよび資料により、沿革、運営方針、1日の流れ、開所以来の利用率の状況、利用者様の介護度別状況、利用者1人1日当たりの事業収益、職員人員配置、事故・ヒヤリハット報告、園芸活動、研修と委員会について報告いたしました。
ご意見等 *利用者様代表には、予め配布資料をお渡ししたところ、次のとおり自筆でのご意見を伺いました。
「日増しに歩くのが大変になってまいりましたが、皆さんに会えると思うと元気が出ます。歩けるうちは元気を出して楽しくお世話になりたいと思います。」
*ご家族のご意見は次のとおりです。
 「私ども家族は自宅ではできない入浴の援助と心身に刺激をする援助をしていただき、認知症ながらも自宅で生活できる時間を大切にしたいと思います。」
*事故対応について、参加された各メンバーから話題が上がり、ご家族等から賠償等の相談を受けた場合等「契約されるときに説明を受けていると思いますが。」という回答するしかない。従って、契約時に事故の賠償等についてしっかりと説明するのが必要との意見でした。その際、口頭での説明で、後々聞いていない等あいまいになりやすいので、文書でのやり取りが必要であるとのご意見をいただきました。
*(当事業所の対応):当事業所として予め作成した書面案を提示し、覚書として貴重品の取扱いや、事故に関する留意事項を記載した書面の案を提示しました。
*今後は、各委員様のご意見のとおり、今後契約をする方および現利用者様に「利用に関する留意事項」についての、書面を取り交わすことにします。





お問い合わせ先
 電話:0494-26-5918


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