医療ケアが必要になっても、高齢になっても、認知症になっても、「住み慣れたおうちで暮らす」
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個人情報保護、ご相談等

IRODORIの特色

当ステーションは、都城・三股地区で初の訪問看護ステーションにソーシャルワーカー(相談員)が在中する事業所として開設致しました。
ソーシャルワーカーの相談実績としまして、これまで病院や高齢者施設で認知症や高齢者の精神疾患、身体疾患などの相談を中心に約1,000名の方々の相談に対応してきました。

そこで寄せられた相談は、高齢者ご本人様やご家族、そして地域包括支援センターや介護支援専門員などの支援者からのものに大別できます。
例えば…
・認知症を患っている母親の介護をどうすればいいか?
・転んで骨折して他の入院したが、退院を勧められている。今の状態では家には帰れそうにない。どうしたらよいか。
・夫の両親の介護が大変。もの忘れも進行してきている印象がある。話を聴いてほしい。
・子供の世話にはなりたくないが、体力も弱ってきた。この先の生活が不安だ。
・一人暮らし。今は元気だが、今後が心配…。 などなど。

そこには介護や医療という表面上の問題の奥に、「この先どう生きるか」、「どう支えていけば良いのか」などその人の人生に関わる大きな悩みである場合が多いというのが実感でした。

病気や障害を抱える方や支えるご家族が「おうち」で生活するうえでは、介護保険サービスや障害福祉サービスを活用することが必要となってきます。しかし、ご本人様やご家族が抱える不安が軽減・解消される相談体制は各機関やサービスでは業務の都合上、困難な場合が多く見受けられます。

当ステーションではこの様な状況に対して、訪問看護のサービスを利用しながら、ご本人様が抱えるこの先の不安やご家族のご相談に対応していく為にソーシャルワーカー(相談員)が在中しております。必要に応じて、かかりつけ医や介護支援専門員、地域包括支援センター、他の事業所と連携や調整を行っていきます。

当ステーションを利用してよかった。相談してよかった。と思っていただけるよう、相談者のお悩みや不安を引き出し、くみ取り、応えていけるよう日々研鑽して参ります。

服薬管理について

高齢者や認知症を患っている方は、複数の薬を処方されていることが多く、飲み忘れがあったり、飲み方がわからなかったりすることがよくあります。私たちは、どうすれば確実に服薬ができ、飲み忘れがなくなるのかを常に考え、工夫することを心掛けています。

高齢者は視覚障害、巧緻性(指運動)の問題、認知能機能低下などにより、服薬が継続できないこともあります。そのため、高齢者に適した薬剤の選択、管理の仕方などが重要です。

用法用量を守って服用しなければ効果が乏しい場合や、からだに負担がかかってしまったりする場合があります。その状態が続けば持病の悪化や倦怠感の出現、意欲低下、認知機能の低下、認知症を患っている方は周辺症状(妄想や幻覚など)が出現したりする等、様々な問題が生じてきます。生活リズムや栄養、衛生面が崩れたり、必要なサービスの利用が難しくなったり、場合によっては医療機関への入院が必要になることもありますので、処方された薬を正しく飲むことは在宅で生活される療養者には非常に重要なことです。

また、高齢者は複数の疾患を有しており、かかりつけ医だけでなく、多科や他院を受診しているため、服薬するお薬(多剤併用)が多くなり、そのことで副作用がおきたりすることがあります。そのため、「お薬手帳」や「かかりつけ薬局」などを活用して、不要な薬を減らすとともに、重複している薬の確認と調整をすることが重要です。また市販薬や常備薬の服用にも注意する必要があります。

多剤併用は転倒などのリスクを高めるだけでなく、せん妄の原因にもなり、高齢者の生活の質に影響を及ぼします。さらに高齢者の場合、腎・肝臓機能の低下に伴い、薬物が体内に蓄積されやすくなります。そのため、体内薬物動態の変動などを観察し、病態に合わせた服薬指導・管理は非常に重要です。

服薬管理が出来なくなった、健康管理が難しい、認知症の症状が酷くなったなどの状態になる前から訪問看護を利用することで、このような状態を予防することも可能です。また、問題が生じた際には職員が一緒に悩み、ご支援させて頂きます。ご利用者様がこれからも在宅で健康を維持出来るよう、私たちも研鑽して参ります。

個人情報保護方針

 
「訪問看護ステーションIRODORI」は、個人情報の保護に関する法律を遵守して、個人の権利・利益を保護するために次のとおり個人情報保護に関する方針を定めて実施します。
個人情報は適正な取得に努め、利用目的を達成するためには正確・最新の内容を保ちます。
通常、必要と考えられる個人情報の範囲は訪問看護の提供に必要な情報です。個人情報は利用目的の達成に要な範囲で利用いたします。なお、利用目的の中で同意しがたい事項がある場合は、意思表示により変更等の対応をいたします。意思表示がない場合は同意が得られたものとします。上記以外で、個人情報を第三者に提供する際は、あらかじめご本人の同意を文書で得ます。ただし、都道府県等外部監査機関などは第三者に該当しないために、文書で同意を得ないことがあります。
個人情報の保護に対する照会にはいつでも問い合わせ窓口で対応します。
個人情報の確認・訂正・利用停止を求められた場合は、調査の上対応いたします。
従業者への個人情報保護に関する教育を徹底します。また雇用契約時に離職後も含めて守秘義務を遵守させます。
個人情報の安全管理体制を整備します。万が一、漏洩、紛失、不正アクセス、破壊など問題発生時には速やかに対処します。
個人情報の開示を求められた場合は、当訪問看護ステーションの情報提供の手続きに従って開示します。
  
訪問看護を実施するため、以下の範囲で個人情報を利用させていただきます。
訪問看護ステーション内での利用
・ご利用者に提供する訪問看護サービス(計画・報告・連絡・相談等)
・医療保険・介護保険請求等の事務
・会計・経理等の事務
・事故等の訪問・連絡・相談
・ご利用者への看護サービスの質向上(ケア会議、研修等)
・その他、ご利用者に係る事業所の管理運営業務
他の事業所等への情報提供など ・主治医の所属する医療機関、連携医療機関、ご利用者に居宅サービスを提供するほかの居宅サービス事業者や居宅介護支援事業所との連携(ただし、サービス担当者会議等への情報提供はご利用者に文書で同意を得ます)照会への回答
・その他の業務委託
・家族等介護者への心身の状況説明
・医療保険・介護保険事務の委託
・審査支払機関へのレセプト提出、審査支払機関又は保険者からの照会への回答
・損害賠償保険などに係わる保険会社等への相談又は届出など
・訪問看護ステーションで行われる学生の実習への協力
・学会などでの発表

 

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