ビュートゾルフ（buurtzorg）は、２００６年に誕生したオランダで誕生した非営利の在宅ケア組織です。
オランダ語で「地域ケア」という意味です。
当初4人で始められたビュートゾルフは、現在、１０,０００人を超える看護師を抱え、オランダでNO.１の訪問看護組織となり多くの御利用者様に支持されています。
ビュートゾルフが急激に成長した理由は、その特色にあります。

特色⑴　自律（自立）型の自由な組織風土
ビュートゾルフでは、マネージャー（上司）が多くの命令を出しません。また中間管理職が存在しません。その代わり、それぞれの看護師たちが自分で考え、自分たちで様々な事を決定していきます。また長時間の無駄な会議がありません。問題や悩み事が発生した時は、SNSや短時間の会議において、皆の意見を聞いて、看護師達で解消法を決定します。
　更に組織のICT化を推進しており、オンライン上で、いつでも研修を見る事が可能となり、個人の技術向上を可能にしています。
　これにより看護師達のやる気を向上させ、良好な人間関係を実現しています。また看護師達の組織に対するコスト意識や、問題解消能力を上げる事で、一人一人が高いセルフマネジメント能力を持つことを可能にしています。
看護師達の能力を信じ、管理ではなく彼らの自主性を最も大切にする方法は、世界でも新しい組織形態として注目を集めています。２０１８年に出版された「ティール組織」（フレデリック・ラルー著、英治出版）にビュートゾルフは次世代型の最新組織モデルとして、紹介されています。

特色⑵　たまねぎモデルによるセルフケア看護
　たまねぎモデルとは、ビュートゾルフ独自の考え方です。
①ご利用者様の自助（セルフケア）を重視し、ご自分でできる事はしっかり行ってもらうよう、アドバイス
②ご近所や地域に対して、御利用者様のサポートをお願いし、地域を巻き込んだ支援体制を敷く
③ご本人様の心身だけでなく地域とご利用者様の関係もビュートゾルフがサポートしていく
このたまねぎモデルにより、少ない回数で効率的で効果の高い訪問看護を可能にしています。※当ステーションでは、現在ご希望の御利用者様のみに行っています。

特色⑶　チームが何を目指しているのか？がすぐ分かるシンプルで明確な目標ボード
　チームとして、今、何が目標なのか？を明確にするため、その目標を数値化し、それぞれのメンバーがいつでも見れるようにしています。
　これにより高いモチベーションを実現しています。

ビュートゾルフたいようは、このオランダのビュートゾルフのFC（フランチャイズ）店です。なので当ステーションの看護師達は、高いプロ意識を持ち、御利用者様に世界水準のケアを実現する事ができるのです。
これら本来のビュートゾルフの考え方を大切にしながら、更にビュートゾルフたいようにしかない特徴、サービスを創っていきます。

ビュートゾルフたいようの特徴

ブログ開設しました。
https://ameblo.jp/buurtzorg-taiyou/