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社長の独り言

びっくりしたなあ、もう!

久々にびっくりすることが起きた。訪問介護の介護報酬が下げられているのだ。なんと有効求人倍率16倍という業種が狙い撃ちされたのである。これはもうびっくりを通り越して、呆れるを飛び越して、笑うしかない。一ヶ月前に判明していたことであるが、未だに整理が追いつかない。
しかし落ち着こう。誰がどう見てもおかしいということが起きた時考えるのは(早口言葉みたい)そこに確たる意味があるからというのが相場である。このケースではデーターがそれを示しているからとの事であろう。儲かっているから下げる、至極簡単である。突っ込みようがない、数字は嘘付かない、ということである。はてどこの事業所がそんなに儲かっているの?は置いといて。問題はその結果である。訪問介護業界は壊滅的な求人難の職種である。そこで報酬を減らしたとアナウンスされればどうなるか。官僚はいえいえよく見て、処遇改善加算の見直し等でトータルでは上げているでしょ、と言われているようだが、マスコミはややこしいことは書かない。わかりやすく「訪問介護は下がる!さあ大変!」である。かつてアゲアゲの訪問介護報酬が突然下げられた時(あのときはコムスンというとんでも業者がいたが)、この業界への人材の流入がパタっと止まった。今回も同じことが起こるだろう。でも同じ悪夢を見ることはない。なぜなら現に少なくなっているヘルパーの人数が更に減るだけのことであるから。
この業界は静かに沈んでいく。だが沈没はしないだろう。ただただ海面スレスレをギリギリの息継ぎをしながら漂うのである。ある山を越すまでは。それを誰かは狙っているのかもしれない。ああ、陰謀論の誘惑に抗しきれない。
令和6年2月12日(あ、建国記念日だ)

 

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