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令和3年2月13日より、所在地が移転になりました。県道39号線沿いで、来客用の駐車スペースが2台分あります。職員の体制、業務体制、固定電話の電話番号、FAX番号は変わりません。 引き続きどうぞよろしくお願いいたします。 令和元年10月15日より、綾川町で移動スーパー「E-Wa」が始まりました!「E-Wa」とはイオンのEと綾川町・綾川町商工会の「わ」を合わせた、町の買物弱者支援事業です。 販売場所は綾川町の旧綾上地区になります。 ・月曜日が、梶羽集会所(10時~10時半)→浦田西集会所(11時~11時半)→猪尾集会所(13時~13時半)→開集会所(14時~14時半)→高鉢集会所(15時~15時半) ・火曜はイオンが火曜市の関係で、移動スーパーは、お休みになります。 ・水曜日が、寺ノ内集会所(10時~10時半)→萱原宅(上鎌手)車庫(11時~11時半)→高島産業入口(13時~13時半)→主基集会所(14時~14時半)→高齢者いきがい館(15時~15時半) ・木曜日は、仲和田コミュニティセンター(10時~10時半)→相津生活改善集会場(11時~11時半)→新名集会所(13時~13時半)→枌所公民館(14時~14時半)→宮地集会所(15時~15時半) ・金曜日が、西俊則集会所(10時~10時半)→金滝宅(南山)付近(11時~11時半)→東分地域医交流館(13時~13時半)→もみじ温泉(14時~14時半)→高齢者コミュニティセンター(15時~15時半) ・土曜日は、魚安車庫前(10時~10時半)→羽床上公民館(11時~11時半)→羽床上南部集会所(13時~13時半)→羽床上西部集会所(14時~14時半)→小笠原宅(戸塩)付近(15時~15時半) ・・・となっています。 商品はイオン綾川店と同じ条件(金額)で、肉・魚・牛乳・野菜等の生鮮食料品、冷凍食品もあります。イオンクレジットや電子マネーワオンも使えて、ポイントも付きます。他に移動スーパー専用のスタンプカードがもらえて、移動スーパー利用500円ごとに1スタンプ印がもらえて、スタンプ10個ごとにトップバリュ商品と交換してもらえます!もちろん綾川町の商品券も使えます。 また注文販売も対応しており、急がなければ、翌週の移動販売時にイオンで扱っている商品、バス用品、トイレ用品、寝具や化粧品、おせち、クリスマスケーキ、土用の丑の日のうなぎ蒲焼等の注文販売も可能です。 更には町の健康福祉課が行っており、見守り、安否確認も対応しています。私が行った時は、イオンの職員の方が3人いて、利用者の方は5人位でしたが、一人の職員が買ったものを持って、利用者のお宅まで一緒に歩いて届けていました。多い時は1か所で10人位買い物客が集まったりもするそうです。町としてもイオンとしても採算度外視で福祉の為に行っている事業ですので、近辺で買い物にお困りの方がいれば、紹介していきたいと思っています。また通りがかりの人でも、駐車スペースもありますし、オレンジの「E-Wa」の旗が見えたら、寄って買い物を楽しんでもらえたらと思います。 平成31年2月23日(土)に平成30年度支えあいフォーラム~綾川町まちかどほっと歓事業~に、見守り協力機関として参加してきました。 前半は全国コミュニティライフサポートセンターの池田昌弘先生の講演で、後半は綾川町の民生委員さんによる3つの地域の活動報告とシンポジウムでした。 池田先生のお話で印象的だったのは、デイサービスやホームヘルパー等による介護保険での個別支援の強化が、「あの人、お茶のみに家にいってもいないことが多いんだ・・・」とか「プロのヘルパーが来たから、私が毎朝声をかけなくても大丈夫ね?」などという地域の声につながり、地域の助け合いの関係が弱まってしまうという現象が介護保険制度発足後、起きているということです。 私たちはケアマネジャーとして、池田先生の言われる「支援のプロ」として介護保険等のサービスを調整、導入しています。しかし、同時に地域との関わりを意識していないと、「自分らしく、ふつうに地域で暮らしつづける」ための支援にはならないことに気が付きました。 池田先生のおっしゃる「地域のプロ」(民生委員、見守り協力員、傾聴ボランティア等)や「つなぐプロ」(社会福祉協議会の生活支援コーディネーター等)との連携も強めていかなければいけないと思いました。 平成30年10月11日(木)から10月16日(火)まで日本社会福祉士会の被災地支援活動で愛媛県大洲市に行ってきました。 愛媛県大洲市は一級河川である肱川(ひじかわ)の中下流域にあり、大洲盆地の周辺は伊予の小京都とも呼ばれ、江戸時代からの古い町並み、家並みが現存しています。昭和41年には(私はまだ生まれていませんが)朝ドラ「おはなはん」のロケ地にもなったところです。 また大洲の肱川は、岐阜の長良川や大分県日田市の三隈川(みくまがわ)と並んで日本三大鵜飼いと言われています。鵜飼いは、古事記や日本書紀にも書かれている日本の伝統的な漁法です。鵜はアユなどの魚を丸呑みし、気絶させるため、魚に傷がつかず、新鮮で、天皇や貴族や大名への献上品とされていました。 そのような水の郷・大洲ですが、平成30年7月6日(金)4時49分 大雨による警報発令、8時半以降、市内各地域に避難勧告が出されます。7月10日までに市内での死者が4名、孤立集落が4か所、51世帯。8月30日現在の物的被害は住家の床上浸水が2296棟、床下浸水が818棟、土砂災害は58か所に及びました。 日本社会福祉士会では大洲市からの依頼を受けて、大洲市社会福祉協議会を拠点とし、1班2名の会員を派遣、1クール5日間とし、被災後の生活上の困りごとを伺って避難所や自宅を訪問しています。私は愛知県社会福祉士会の方とペアになり、第7班として、大洲市旧市街を回りました。 訪問先には誰もおらず、近所の方に伺うと他県の息子さんの所に行ったとか、松山の娘さんのところに行ったとか話を聴く世帯もあり、人口も被災後3か月で1割ほど減少していました。またお会いした方の中には自宅に入れない状態なので、家の外の椅子に座らせてもらって、防災のあり方や、地域への愛着の思いを1時間以上語って下さった方もいました。 また資材がダメになって、借金を抱えながらも、いただいた義援金がもったいなくて使えないと話される方もいました。 自宅の1階に靴のまま上がらせてもらい現状を見せていただき、工事はこれからだが、もっと困っている人がいるからその人を優先にせんといかんと話される方もいました。 大洲市からの訪問依頼は、ケアマネージャーや地域包括支援センターが十分対応しきれない、65歳以上で介護保険の認定を受けていない方々です。身体的には大きな問題はないかと思いきや、被災後の片付けで腰を痛めたり、水害の後のカビやシロアリで咳症状に悩んでいる人もいました。精神的にうつ気味になったり、医療費が無料であることを知らずに、1割負担のお金を払っている人もいました。その方は包括から連絡してもらっています。おそらく罹災証明を提出すれば1割負担のお金は帰ってくると思います。 香川に戻って来て、今後、私たちも地域住民として、また社会福祉士として、自治体や社会福祉協議会や地域包括支援センターと一緒に、地域の防災や減災のネットワークを構築していくことが大切だと思いました。 |
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