訪問リハビリ
◆理学療法◆
病気や手術で障害を来した子供から高齢者に対して、関節の動きを改善・維持する『関節可動域運動』、弱くなった筋力を回復させる『筋力増強運動』や麻痺の回復を促して歩行や動作を改善する『運動療法』、痛みを和らげたり身体を動かしやすくする『リラクゼーション』。移動、食事、更衣、排泄、入浴などの日常生活を円滑に行うために必要な動作の指導、訓練をする『日常生活動作訓練』やさらには福祉機器の使用訓練、住環境の整備指導や家族指導なども行っています。
◆作業療法◆
病気や手術で障害を負った人、子供から高齢のために身体や精神の機能が衰えた人、認知症の人などが、日常生活ができる応用力をつけるためのサポートを行います。腕や手指の関節の動きや筋力、手指の細かい動きなどの回復をうながす『機能的作業療法』。できる限り身の回り動作が自立して行えるようにする『日常生活動作練習』。実際に調理などの家事動作や洗濯、掃除などの動作を練習します。また、家庭での生活を考え、住宅改修や福祉機器利用の相談に応じます。体の機能が充分に回復しなかった場合、体の機能を補い、動作がひとりで行えるように道具を改良したり、作ったりする『自助具作成』を行います。
◆言語聴覚療法◆
ことばによるコミュニケーションには言語、聴覚、発声・発音、認知などの各機能が関係していますが、病気や交通事故、発達上の問題などでこのような機能が損なわれることがあります。言語聴覚療法ではコミュニケーションに問題がある方に専門的な『言語練習』・『高次脳機能練習』を提供し、自分らしい生活を構築できるよう支援いたします。また、特に、高齢者の方に多く見られる食べ物や唾液などが気管に入ってしまう誤嚥性肺炎があります。誤嚥のサインは「むせ」ですが、加齢や疾患等によって誤嚥していてもむせないことがあります。これを”むせ”ない誤嚥=不顕性誤嚥と呼び、気付かれないうちに肺炎を発症することがあります。これらの問題に対応するのが『摂食嚥下練習』です。
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