・主治医が「訪問看護サービスの利用が必要」と認めた方を対象としたサービスで看護師が、主治医の指示に合わせてご自宅を訪問し療養上のお世話や診療の補助を行います。高齢者で介護保険認定が要支援1、2と要介護1~5の方、または特定疾病が原因で介護を必要とする方がご利用対象です。また、精神科を受診中の方も、精神科訪問看護として利用が可能です。
・退院後も自宅での医療管理が必要なとき(栄養剤の点滴が必要など)、自宅での療養生活におけるアドバイスがほしいときにご利用ください。
・具体的なサービス内容
→健康状態の管理(バイタルチェック(血圧、体温、脈拍などのチェック)、病状の観察、精神面のケア)
→自宅でのリハビリテーション(関節の硬化を防ぐ運動、日常生活動作の訓練(歩行、排泄など)、外出、レクリエーション)
→治療促進のための看護(医療機器や器具の管理、服薬指導、主治医の指示による処置や検査)
→相談(住宅改修や福祉用具導入に関する相談、介護負担に関する相談、健康管理、日常生活に関する相談)
→終末期の看護(痛みの緩和、本人や家族の精神的な支援、看取りの体制に関する相談)
◆精神科訪問看護◆
・精神科・心療内科を受診中の方であれば、就労中の方でも訪問看護の利用は可能です。
ご自宅またはグループホームに訪問し、症状や困りごとに合わせた看護サービスを提供します。
◆こんな時に利用できます(一例)
・服薬のタイミングや管理方法を一緒に考える
・生活リズムを整える方法を一緒に考える
・主治医に伝えにくい事を伝える
・就労や社会復帰の相談にのり必要な場合は適した機関を紹介しつなぐ
・公的な制度や書類の提出の支援
・家族への相談支援
◆精神科訪問看護は各種健康保険・公的医療制度が適用されます。健康保険であれば自己負担は3割です。(40分のご利用で毎月初回は3,897円、2回目以降は2,565円となります)自立支援医療制度を利用することで自己負担が1割になり、収入によっては月の上限負担がある場合もございます。
ご利用にあたっては精神科医の指示書が必要になりますが、当社の方で医師にお願いすることも可能です。ご利用希望の方はご相談ください。