看護職であると「生活者」としてよりも「専門職」として仕事を優先させることを求められたり、そうあるべきだと考えられる風潮がいまだにあるのが現状です。
しかし看護師だって人間だし、家族の一員、地域の一員でもあるわけです。その日によって体調も違います。
そこで愛菜花は小さな事業所の特性を活かし、その日ごとに働き方の選択ができるよう心がけています。
具体的には常勤もパートさんも相談に応じて出勤時間や退勤時間をその日ごとに調整可能としています。
「日勤だけど急におなかが痛くなってトイレに行ってると8時30分には出勤できない」
「台風で車を運転するのが今の時間は怖い、1時間もすれば落ち着くみたいだけど」
「勤務中なんだけど、ちょっとだけ親を病院に送っていきたい」
「今日は子供が部活休みだっていうから夕方子供と買い物に行きたいんだけど」
「地域の行事でお掃除に来てて8時には終わると思ってたら終わらない、私だけ途中で抜けるのも気がひけるし、出勤どうしよう」
「PTAの役員をしなくてはならないけど仕事に影響しちゃうのよね。でもやらないと他のママ達の目が冷たいし。どうしよう」
仕事をしている中でこんな場面たまにありますよね。
お子さんのいる看護師さんや介護をしている看護師さんなど、その人ごとに家庭内や地域内の役割があります。
日々変化する生活状況に対応し、スタッフ同士「お互いさま」の思いやりの気持ちを大事にして毎日楽しく仕事ができる環境づくりを私たちは心がけています。
仕事をする私たちが安心して生活できることが何よりも大切なことです。